【所沢市】歴史を間近で見られます。「所沢のひな祭り2022-野老澤雛物語‐」が始まりました。
所沢市の歴史を伝え、街を活性化させるために様々な活動をしている野老澤町造商店(ところさわまちづくりしょうてん)、通称まちぞう。
2022年2月11日(金)から野老澤雛物語が始まりました。
江戸時代、天保の頃から続いていると言われている所沢の人形作り。所沢人形協会や一般市民から借りた江戸時代後期から現代までのひな人形が展示されています。
当然と言えば当然ですが、着物の色や人形のお顔に時代が映し出されています。歴史を重ねてきた人形たちを間近に見ることが出来るのは、まちぞうの魅力の1つですね。
こんなに大きな江戸時代のひな人形も展示されていました。お雛様の髪飾りがとても特徴的です。
江戸時代に始まり、明治、大正、昭和の着物をリメイクした作品が一面の壁に飾られているのも圧巻です。
さらにその端切れで作られたものもある可愛い和小物。写真左側は留袖の生地で作られているのだそうです。
ちっちゃくて可愛らしいミニ下駄。小さくても花緒の美しさが目を惹きますね。
ミニタタミは様々に実用的な使い方が出来そうです。
まさに現代版のお内裏様とお雛様、リカちゃんひな人形も飾られていました。
2022年の野老澤雛物語は2022年3月13日(日)まで。最終日にはすぐ向かい側にある所沢元町コミュニティ広場で、着物や帯だけでなく帯揚げや帯締め等もお手頃価格で手に入る人気の時代着物市も開催されるようです。2年ぶりとなる時代着物市の開催、まちぞうでのイベントが続けてもらえるよう、感染症対策をしながら所沢の歴史を楽しみたいですね。
野老澤町造商店↓
所沢元町コミュニティ広場↓