【所沢市】所沢の織物産業の発展を支えた綿糸商「秋田家住宅」が特別公開されます。
高層マンションが建ち並ぶ旧町と呼ばれる場所にある歴史的建造物「秋田家住宅」が2022年2月13日(日)に特別公開されます。
秋田家住宅は個人所有の建造物のため、普段は銀座通りから外観が見られるだけの国登録有形文化財です。
塀が波打って見えるのは敷地の形状に沿って造られているからなのだそうです。
桟唐戸に掘られた家紋にも歴史を感じます。今回の特別公開でもこちらの門や塀を見ることが出来るようですよ。
こちらは平屋建て離れの主室。大正元年に皇族、伏見宮貞愛親王がお泊まりになられたそうです。所沢には明治天皇がお泊まりになった行在所もあり、歴史を身近に感じられますね。
店舗戸口にある黒漆喰塗の重厚な扉が、事業を成功させた商家の趣きを感じさせます。
六角形と桜の絵入りの美しい砂摺ガラス越しに見ると、いつもの通りがぐっと情緒あるものに見えるから不思議ですね。
写真はすべて2019年に公開された時のもので、秋田家住宅の特別公開は2年ぶりとなります。
申込みは2022年2月1日(火)午前9時からで、所沢市役所文化財保護課で電話で受け付けています。詳しくはこちらのサイト内「秋田家住宅特別公開」をご覧ください。⇒「ふるさと研究冬季企画展「ところざわ繁盛記~町場のくらし展~」を開催しています!」
秋田家住宅↓