【所沢市】所沢市生涯学習推進センターで令和4年度ふるさと研究夏季企画展「戦争の時代を生きた市民 1931-1945」が開催されています
様々な事業を通じ、専門的な学習活動を推進する所沢市生涯学習推進センター。
2009年4月1日に開設され、所沢市民の生涯学習の拠点施設となっています。
そんな所沢市生涯学習推進センターでは、2022年8月2日(火)~8月31日(水)までの間、3階企画展示室・常設展示室で「戦争の時代を生きた市民1931‐1945」と題した令和4年度ふるさと研究夏季企画展が開催されています。
展示室は2つに分かれており、所沢の人々がどのように戦争の時代を生きたのかを物語る様々な資料や写真が展示されています。
展示スペースがゆったり取られているので周りをあまり気にすることなく、気になった展示物をじっくり見ることも出来ました。
筆者が立ち止まってゆっくり眺めていたのはこの愛国婦人双六。一つ一つのマスに書かれた文字や絵がまさに時代を物語っていました。
こちらは投砂弾という砂が詰まった陶器で、炎に向かって投げて中に入っている砂で消火するという仕組みのものだそうです。水利の悪かった所沢が昔は近隣地区の人に「所沢の火事は土で消す」と言われていたという話を思い出しました。
戦争について考える機会の多い時季ですが、「日本」だけでなく「所沢」という現在自身が暮らしている町にフォーカスされたこの展示会は、とても興味深く、考えさせられることも例年以上に多くありました。
入場は無料で2022年8月31日(水)まで開催されていて、8月24日(水)10:30から11:30で事前申込不要の展示解説がありますよ。
詳しくは所沢市ホームページ内のこちら⇒ 令和4年度ふるさと研究夏季企画展「戦争の時代を生きた市民 1931-1945」
所沢市生涯学習推進センター↓