【所沢市】土曜日に古書店として営業されるサタデーブックス。ビジュアルもストーリーもまるで映画のような空間です。
西所沢駅から徒歩2分、1階が満寿やというとんかつ屋さんの「きちじょう荘」2階に、土曜日に営業されている「サタデーブックス」という古書店があります。
築51年という趣きある建物に、2階の見取り図が描かれたガラスのドアがとても合っていて、”レトロ”という表現がぴったりくる建物です。
2階に上がると古書店というよりも、本好きな人が本に囲まれて生活している部屋に遊びに来たような気分になる空間が広がっていました。
裏表紙に値札が貼られていますが、売りたくない本には”非売品”と貼られているそうです。どれが非売品なのか探してみたくなりますね。
壁を這うアイビーが窓を飾り、光の入り方もステキで映画にでも出てきそうな光景のように見えます。
羽織ものや荷物をかけてゆっくりと本を見ることができます。
あれこれ荷物を持ちながら部屋をうろうろする筆者に「よかったら荷物、どうぞ」と声をかけていただきました。
こちらのサタデーブックスは「西埼玉暮らしの学校」という埼玉県西部地域での暮らしをより豊かに楽しむことを目的に立ち上げられたプロジェクトの拠点となる施設で、週末のみ古書店として営業されているそうです。
たまに日曜にも営業することがあるようですよ。
Instagram⇒「saturday.books」
知的でクールな印象の主宰、オオタケさんが「地域に本屋がない、ということに問題意識を持ったので。」と言葉少なにおっしゃったこの言葉。
無いから造ろう、という発想と行動力、本当に尊敬します。
オオタケさんが手掛けたこの”WestーSaitama PLAYERS”、様々な考えや角度からそれぞれのやり方で地域の暮らしを創造的に変える活動をなさっている方々へのインタビューを元に作られていて、どの方の活動場所にも訪れてみたくなりました。
”おまけ”に挟まれていた”にしさいたまっぷ”も楽しいモノや場所、お店が一目でわかるMapとわかりやすいリストが載っています。
週末だけの営業というのも何となくこの書店らしくていいなぁ、と感じました。とてもすてきな場所なので、是非足を運んでみてくださいね。
サタデーブックス&西埼玉暮らしの編集社↓