【所沢市】小手指の「砂川堀北野調整池」は駅近なバードウォッチングの名所です!
西武鉄道小手指車両基地の線路を挟んで向かい側に広がる「砂川堀北野調整池」をご存知でしょうか? 秋には円形のススキの群生がところどころに見え「キレイだけど何だろう?」「公園かな?」と思っていた人も多いかもしれませんが…実は、所沢のバードウォッチング愛好家には知られた名所なのだそうです。
西武池袋線小手指駅から狭山ヶ丘駅方面に電車が動き出すと、車窓からすぐに見えてくる「砂川堀北野調整池」は、車両基地側から歩行者トンネルを抜けるとフェンス越しに広い野原が広がります。
この敷地はゲリラ豪雨対策の調整池として役割を果たしているそうです。自然と人間の距離を保った「ビオトープ」(さまざまな野生生物が生きることのできる空間)が設けられ、駅から近いとは到底思えない程の自然の宝庫なのだそうです。
フェンスには所々に小窓が作ってあり、そこからの観測が楽しめるようになっています。掲示によればアオサギ、カルガモ、ホオジロ、カワセミなど…70種以上の鳥が確認されているそうです。
長年バードウォッチングをしている方によると、普段いる鳥達に加えて、渡り鳥が越冬にやってくる冬場は、観測できる種類も増えるそうです。また落葉で枝に止まる野鳥の様子がよく見える絶好のシーズンなのだそうです。野鳥の動きが活発な朝や夕方がオススメの時間帯とのことでした。
取材に訪れた2025年12月上旬の夕方はたくさんのカモが羽を休める姿が見られました。暖かい服装で「砂川堀北野調整池」でのバードウォッチングを楽しんでみてはいかがでしょうか?

たくさんの野鳥に出会える「砂川堀北野調整池」はこちら↓





