【所沢市】マンションが建ち並ぶ旧町にある坂稲荷神社。2022年の初午祭は3月13日(日)です。
現在はすっかりマンション街となった旧町と呼ばれる所沢市中心市街地にある坂稲荷神社。
眷属(けんぞく:神のお使い)は全国でも珍しい3匹の子どもを連れた子だき狐です。商売繫盛・家内安全と併せて、子宝や安産祈願のご利益があるとされています。
所沢市指定文化財とされる三上文筌が描いた装飾絵が収められている社殿の脇には、なまこ壁がめぐらされています。こんなマンション街にあっても、神社でお昼寝をする猫がいるのは何とも微笑ましいですね。
地域ぐるみで行う初午祭は毎年3月の第二日曜日と決まっており、2022年は3月13日(日)にあたります。感染予防のため時間は10時から12時までとなりますが、今年は新三八市も開催される予定です。
初午祭の日はいつもは閉じられている覆殿の扉が開かれます。装飾絵はもう随分と色褪せてはいますが、扉越しに所々しか見られない文化財を全形で見ることができるこの日は、地域住民にとっては特別な祭日です。
元禄時代よりも前に創建されたといわれる「坂のお稲荷様」。開催時間は2時間と限られていますが、地域に愛され続ける歴史ある坂稲荷神社でのお祭りを楽しみたいですね。
坂稲荷神社↓