三ケ島の「和田園」は昭和10年に茶の木を育てることから始まり、昭和26年に創業した老舗の製茶所。

向いにあるクロスケの家は以前は和田家の所有だったという、まさにトトロの森にあるお茶処です。

製茶工場の一角にある店舗兼カフェのメニュー看板には「茶房和田」とありました。

とことこマイボトルスポットでもあるんですね。

所沢市公式HP⇒「とことこマイボトルスポット」

入口に手指消毒用アルコール、透明パーテーション、広いテーブルでゆったりと安心してひと息つくことができます。

お茶のメニューに持ち帰りができると書かれていました。マイボトルを忘れてもテイクアウト出来るのはこれからの時季は大助かりしそうですね。

気持ちよくトトロの森を散歩していたものの、この日は気温の高い日で結構体力を消耗していたのでぜんざい(抹茶アイス)でエネルギーを補給しました。

さすがお茶処、ぜんざいを茶器に入れて出してくれました。これ、おしゃれなだけでなくスプーンで掬いきれない残ったぜんざいをお抹茶をいただくように「ずずずっ」といけちゃうのでとってもありがたかったです。

次いでオーダーしていた和紅茶。抹茶羊羹を添えて出してくれました。最近この狭山和紅茶が気に入っていて家でも時々飲むのですが、ここで出してもらった和紅茶はまた格別。

添えられていた羊羹も抹茶の味がしっかりとしていて、抹茶風味じゃなくて抹茶の羊羹です。

コロナ禍になる前は海外からのお客様も多く、「自作でこんなのも作って海外の人達にお茶のことを紹介してたんですよ」と代表の和田さん。

このフリップ、カレンダーの裏に書かれているんです。「海外の人たちにも、とても喜んでもらえてたので、早くまたいろんな人とお茶を通じて交流できるように戻ってほしい。でも、今できることを少しずつやっていくのも大事だと思っているんです。」

色々な言語で書かれたウェルカムボードの出番が来る日が一日も早く来て欲しいです。

オンライン通販を始められて「秋田県にお住いの方に気に入ってもらえたんです、うちのお茶が。ありがたいですね。」と本当にうれしそうに、誇らしげにおっしゃっていて、お茶だけでなくこういうお人柄も含めてのひと休み処なのかもしれませんね。

和田園製茶所↓

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