【所沢市】所沢市役所入口の広島市寄贈の「被爆敷石」の前で、戦後80年の節目の8/6に、所沢市で初の式典が開催されました

快晴の日の所沢市役所2025年8月6日の広島の原爆記念日に合わせて、所沢市役所の入口広場の「被爆敷石」前で、初めての「所沢市平和祈念式」がとり行われました。広島市より寄贈された「被爆敷石」は、市役所正面玄関を出ると真っ直ぐ目線の先にあります。

アーチ型ファザードのついた所沢市役所正面玄関口黒光りする石に囲まれて設置されているため、そのコントラストが際立つ仕様になっていました。
所沢市役所前の被爆敷石と「no more Hiroshima」と記されたプレート平和への願いを込めた「No more Hiroshima」の文字が刻まれたプレートと、当時の広島市役所の庁舎の写真と「被爆敷石」の説明も掲示してありました。
所沢市役所前の「被爆敷石」の脇にある当時の広島市役所旧庁舎の写真付き解説プレート上記のプレートによると、この3枚の「被爆敷石」は御影石で、1945年に広島市役所旧庁舎で実際に使用され、被爆したものだそうです。1987年に当時の所沢市長が広島市長と交流があった縁で譲り受け、平和への願いを込めてこの場所に設置したそうです。
広島市より寄贈された所沢市役所入口広場の「被爆敷石」所沢市のHPによると、この日「被爆敷石」の前で行われた式典には約150名の方が参列し、午前8時15分に広島平和記念式典で鳴らされた「平和の鐘」に合わせ参加者が黙とうを捧げ、例年と同じように献花と献水も手向けられました。
所沢市役所前の「被曝敷石」への献花と献水市役所の利用者に比較的目につきやすい正面入口の広場ではありますが、何気なく通り過ぎていた人も多かったのではないでしょうか。
2025年8月の所沢市役所外観身近にあるモニュメントや刻まれた思いは、戦後80年を経て戦争の災禍を後世に伝え、平和への願いを新たにさせてくれるきっかけになるかもしれません。市役所来訪時に足を止めてみてはいかがでしょうか?

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