【所沢市】ウクライナ侵攻から3年、もっと支援の輪を広げていきたい。ウクライナ避難民バザーが4月10日に「所沢市こどもと福祉の未来館」にて開催。

2025年4月10日(木)に「所沢市こどもと福祉の未来館」にて、沢山の手作りの品や、ウクライナ伝統の食を味わえる「ウクライナ避難民バザー」が開催されました。

「ウクライナ避難民バザー」の始まりは、NPO法人「絆プロジェクト2030」が支援団体となり、各自治体へ避難民の受け入れ、各種支援要望やバザーなどの開催場所への打診を行う中で、所沢市(経営企画部 企画総務課が所管部署)は避難民の受け入れや、バザー出店について支援することになったそうです。

従前より日本人の方と結婚し日本に在住している「ソムカ スビツラナさん」通称「クリスティーナさん」は、日本での避難民支援チームのボランティアリーダーとして活動しています。避難民の方々から集まった品をバザーで販売し、生活の手助けをしています。
  2024未来館 

「所沢市こどもと福祉の未来館」の1Fをバザー出店場所として2023年9月よりスタートし、毎月2~3回の出店(不定期)を現在も継続。

言葉の壁もあり、日本での生活が厳しい避難民の方たちの手作りの品が多く並ぶバザーです。売り上げは、避難民の方々の生活費となります。

「ウクライナ」では「刺繍」が盛んだそうで、こちらは小麦をイメージした刺繍が施されていると伺いました。様々な洋服も並びます。

手書きの絵が描かれたバッグや、手作りのぬいぐるみ、アクセサリーも販売。日本にはないカラフルな色使いの雑貨が可愛らしく、印象的です。

眼鏡ケースは逆さにしても落ちない設計となっており、刺繍も施されています。工夫された手作りの品がバザーには並びます。

母国「ウクライナ」からの品も多く見かけました。

ラフィアで作られたこちらの素敵な雑貨も、一つ一つ手作りです。

具だくさんの「ボルシチ」は人気の品、沢山の野菜に鶏肉が多く使われている。この日も購入される方々を見かけました。

「ウクライナ」は国土が広く、土も良い、沢山のフルーツが実るそうで、ジャムをよく作っていたそう。その技術を生かしたジャムも販売。ウクライナの料理が味わえるのも嬉しいところ。

取材を終えた際には、「とっても美味しいから温めて食べて欲しい。」とボルシチを頂きました。沢山の野菜と鶏肉が入ったボルシチはとても美味しく、パンとの相性も抜群です。ウクライナの味を感じることができました。

2025年5月25日(日)には、中央公民館にて有料イベント「インターナショナルパーティー」を開催。収益の15%はウクライナ支援にあてられるそうです。是非多くの人に参加して欲しいとのお話を伺いました。懐かしそうに「ウクライナ」の文化や食のお話をされるクリスティーナさん。この活動がもっと広く周知され、支援の輪が広がるとよいですね。
地域福祉センター様、情報提供ありがとうございました。
所沢市こどもと福祉の未来館はこちら↓


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