【所沢市】「ところざわ醤油焼きそば」第1号店のあのお店に行ってきました!
元町の「食処 新むさし」は庶民的な価格で最高に美味しいお料理を出してくれる、知る人ぞ知る所沢の名店。かつては数々の料亭が立ち並んでいた銀座通りの、唯一現存する明治から続く老舗店です。
料亭を想わせる雰囲気と、気軽に美味しいものを頂ける小料理屋さんの雰囲気を併せ持つ、お客として利用するには「いいとこどり」といった感の食事処です。
出入口にアルコール消毒液、テーブルのパーテーション、各テーブルにウェットティッシュが配備されていて、感染症拡大防止対策をきちんと講じられています。
そしてここ新むさしは、同じく所沢の老舗、深井醤油、見澤食品と共に町おこしとして「ところざわ醬油焼きそば」を開発した第1号店なのです。
ところざわ焼きそばとして販売するための決め事は3つ。
① 所沢産の醤油を使うこと
② 所沢産の麺を使うこと
③ 所沢産の野菜を1品以上使うこと
これだけです。この3つを守れば、好きな材料で好きなように調理し、そのお店の「ところざわ醬油焼きそば」として販売することが出来るのです。
メディアに取り上げられることも多いようで、お店に飾られている色紙は最近のものだけでこんなに! 焼きそば推しの具志堅用高さんと、カツ丼推しの所沢市長に挟まれている昼めし旅で訪れられたという永野さんがいるのがなんだか面白い♪
「じゅん散歩」で高田純次さんが新むさしでところざわ醬油焼きそばを食べているところは見たのですが、「ヒルナンデス!」で藤田ニコルさんが来られてたのは知りませんでした。本当にいろんなところから取材に来ているんですね。
筆者が女将さんに「えー? ニコルちゃんも来てたのー?」などと相手をしてもらっている間に、4代目の大将が包丁とまな板で心地よいリズムを奏で、ジュージュー音と醤油の香りを漂わせながら、寡黙に作り上げてくれた「新むさし風 ところざわ醬油焼きそば」がこちら。豚肉と所沢産の小松菜・長ネギ・人参が入っているのが新むさし風です。
「麺と具を炒めて醤油で作ってるだけで、何でこんなに美味しいの?!」という筆者の失礼極まりない失言に、大将も女将さんも目を細めて笑ってくれて「まぁ、一応ね、お店でお客様にお出しするものなので、ちょこっとひと手間はね。でも深井醬油さんの焼きそば醬油を使えばご家庭でもとっても美味しくしょうゆ焼きそばが作れますよ。」と教えてくださいました。
緊急事態宣言中のため、当面の間はランチタイムの11:00~13:30の営業のみとなっています。(2021年9月15日現在)
それにしても日替わりメニューが500円とはありがたい! この味がこのお値段?! ってきっと驚きますよ。
食処 新むさし↓